「永久の世界 古代中国の明器」展ギャラリートーク

こんにちは。

今週も本当に冷え込みますね。。

週末は天気も崩れるそうですが、お出かけに迷われている方、ぜひ美濃焼ミュージアムへお越しください^^

今週末は1月から開催中の展覧会、「永久の世界 古代中国の明器」展のギャラリートークが行われます!

展示担当学芸員が終日展示解説を致します。

日程:2月11日(日)9:00~12:00、13:00~17:00

場所:多治見市美濃焼ミュージアム ギャラリーM1

*申し込み不要

明器とは中国古代の貴族や豪族の墓に納めるためにつくられた副葬品の一種です。副葬品と一言で言いますが、この明器は古代中国の人々にとって非常に大切なものでした。そこには古代中国の死生観が関係しています。古代中国では人間は死ぬと「魂」(こん)と「魄」(はく)に分かれ、「魂」は天上世界にのぼっていき、「魄」は肉体と共に地下の墓の中で生き続けると考えられていました。そして、この霊魂はこの世に様々な影響力を持つと考えられ、正しく祀られず祖神があの世で不幸になった場合、子孫の繁栄に悪い影響が及ぶと考えられました。そのため、この霊魂が生き続ける死後の世界でも彼らが生活に困らぬよう、生活に必要なものを揃えなければという考えがこの「明器」につながっているのです。

(灰陶猪圏 多治見市美濃焼ミュージアム蔵 山本コレクション)←トイレです


キーワードは「生活に必要なもの」で作品を見てみると非常に多岐にわたるものがつくられていることがわかり、また非常に細かいところまで再現されています。ひとつひとつじっくり作品を見ていくことで、古代中国のくらしや考え方などが見えてくる、非常におもしろい展示になっています。解説を聞くと一層それがわかって楽しいですよ!

(褐釉囷 多治見市美濃焼ミュージアム蔵 山本コレクション)←筒形の穀物蔵です。


(松原)

Minoyaki Museum Official Blog

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