茶室

こんにちは。

今日は朝からすごい雨と風でしたね。。そんな嵐の中、静岡からは団体のお客様にお越しいただき、どんよりとした空気をパッとにぎやかにしてくださりました◎

皆さん当ミュージアムでお抹茶もお召し上がりいただきましたが、掛け軸やお茶碗のこと、とても熱心に鑑賞されて、ご質問もたくさんいただきました!


茶碗だけでなく、掛け軸やお花のことも関心を持っていただけてうれしい限りです。

実は先日、お茶室の掛け軸のリニューアルもしたんですよ!

今かけてあるのは、仙厓義梵(せんがいぎぼん)の「指月布袋画賛」の複製です。仙厓義梵は江戸時代の禅僧で、名のある寺からの誘いを断り、生涯にわたって地方の寺で民衆に教えを説きました。

禅僧なので禅画が多いのですが、民衆や人々の暮らしに焦点をあてて描くことも多く、画風のゆるさ、ユーモアと親しみやすさが特徴です。現存する書画の作品は2000点をこえるそうですよ!

こちらの作品もとても見ていて癒されてしまいますよね。

しかし、この掛け軸は禅の教えを説いた「指月布袋」の図です。「を月様幾ツ、十三七ツ」と書かれていますが、この作品を収蔵している出光美術館によると、「月は円満な悟りの境地を、指し示す指は経典を象徴しているが、月が指の遙か彼方、天空にあるように、「不立文字」を説く禅の悟りは経典学習などでは容易に到達できず、厳しい修行を通して獲得するものであることを説いている」とのことで、結構厳しいことを言っていますね笑

絵のゆるさと禅の教えのバランスが絶妙で非常に味わい深いこの掛け軸もぜひ、ミュージアムに来たら注目してみてくださいね。

ちなみに、6月のお茶碗のラインナップです!

(松原)

Minoyaki Museum Official Blog

多治見市美濃焼ミュージアムの公式ブログです。展示、イベント情報など日々更新しています。

0コメント

  • 1000 / 1000