雪持笹文

新年、明けましておめでとうございます。

今年も展示・イベントなど、様々な情報をお届けできるように頑張ります!


さて、今年のブログ第一弾は、ミュージアム展示中の鳴海織部の紹介から始めます。

このお茶碗、一体何の柄に見えますでしょうか?

くらげ?

いいえ、違います。

これは笹に雪が被っている状態を描いており、このような文様は着物の絵柄に見受けられます。

「雪持笹文」(ゆきもちささもん)といって、冷たい雪が笹の上に積もっている中で、雪の冷たさと重さに耐え、やがてそれを跳ね除ける生命力の強さを感じる文様です。


そして織部焼きの中でも、特に奇抜で豪華なのはこの鳴海織部です。

桃山時代に美濃で焼かれた織部焼の一種で、白土と赤土の二種類の土を繋ぎ合わせ、白土には緑釉を、赤土には白化粧と鉄絵を描き透明釉を施したものです。

二種類の土を合わせると焼成の際に壊れる可能性が高いのですが、見事に高度な技術で作られています。

鮮やかな色、流行の文様、織部独特のひょうきんな形を、ぜひミュージアムでも楽しんでください。


今年もミュージアムで、学芸員・職員一同お待ちしております。

今年1年、たくさんの方とお会いできますように。

どうぞよろしくお願いいたします。

Minoyaki Museum Official Blog

多治見市美濃焼ミュージアムの公式ブログです。展示、イベント情報など日々更新しています。

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